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2012年 02月 02日
倉敷
久しぶりに、よりみちで倉敷へ・・
美観地区の中心ではないのですが
それだけに、かえってより風情を感じさせる町並みを楽しめました。
そして
路地の奥で見つけたのが、
「徳持耕一郎」さんのアイアン彫刻(?)
硬くて、冷たいはずの鉄が まるで鉛筆デッサン画のように
柔らかく、暖かく、強く弱く、自由自在に生き生きと
白壁・なまこ壁をまるでキャンバスのように描き出されていました。
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「徳持耕一郎」さんは、1957年鳥取県生まれで
NY時代にジャズに魅了され、それ以来ジャズ関係の作品が多いようです。
下記に、氏の作品にたいする考え方を引用させてもらいました。


鉄は程良くしなり、硬い。1本の鉄線は太さと方向(ベクトル)を持ち、
明確な線として空間を走る。それが潔く、心地よい。
3次元的な曲げ方も立体的に見える一因であるが、
最も大きな要因は太さの異なる線の組合わせにある。
線同士がすでに遠近感をなしているのである。
「省略」が大きな特徴の1つ。そのことでそれぞれの線が自由で躍動感を持つ。
その線の末端はカットの仕方を工夫することで空間に溶け込む。
見る者線を補い、完結する。


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by gimmick_d | 2012-02-02 15:04 | よりみち


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