京都で新店の打合せがあり、少し時間が出来たので
「田中一光 デザインの世界」へ出かけてきました。
没後10年を記念しての展示会は、生誕の地でもある
「奈良県立美術館」で行われていました。
田中一光は 20世紀の日本を代表する、グラフィック
デザイナーであり、その活動はグラフィックだけに留まらず
1980年の
「無印良品」立ち上げではアートデレクターとして、
モノづくりの根底に大きな影響を与えています。
会場のなかで発見した 田中一光の残した言葉です。
「苦悩は腹の奥深くまでのみこんで、明日の陽光を全身で信じながら
どこまでも生き生きと行動すべき 職業なのかもしれない。」
日々を真剣に 自分とたたかい、そして自分を信じ続けた人だから
こんな言葉を残せたのでしょう。