豊岡で打ち合せがあり、帰り路 気候も良かったので
ブラリ立ち寄ってみました。
「但馬国府・国分寺館」2005年3月開館
栗生明+栗生総合計画事務所の作品です。
古代但馬の中心地であったとされる「但馬国分寺跡」
及び「但馬国府跡」の両遺跡に隣接する様に建設された
歴史博物館です。
地元の(おそらく)杉集成材で囲まれた、4つのキューブと
それらを連結する3つのキューブで構成されたシンプルな
構成ですが
キューブの大きさは但馬国分寺の七重塔基壇と
同じ正方形平面で計画されているようです。

建物の背面にあるギャラリー的な通路に設けられた開口、ホットできる抜け感です。

次の2枚はネットから拝借したものですが、当時は背後の小山に緑が溢れていたようです。
アプローチと前面の空間、全体に砕石が敷き詰められているのですが・・もともとは水盤の
計画ではなかったのでしょうか??
