私の場合、住宅設計を進めていくなかで
何時も最後まで悩むのが「窓」です。
大きさ・位置・機能・透明・不透明・メンテ性・素材・デザイン・・・・
それらを集約し、そこにあるべき「窓」を決定するのは
想像以上に大変な事です。
出来る事なら、図面上で決定するのではなく最終決定は
現場で行いたいというのが本音で、事実そうする事もしばしばです。
私の好きな建築家の一人「ルイス・カーン」も、その著書のなかで
窓についてこう言っています。
「窓ですべては完成する」
「窓は部屋になることを望んでいる」
なかなか、本当にこの言葉を理解するところまではいきませんが
それだけ「窓」は難しい・・・・ということでしょう。
では、少し「ルイス・カーン」の建築を


↑キンベル美術館

↑ソーク生物学研究所

↑シャピロ邸