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2014年 11月 20日
竹中大工道具館
2014年10月4日新神戸に新館として開館した
「竹中大工道具館」へ行ってきました。

1984年に日本で唯一の大工道具博物館として
神戸に開館しましたが、今年30周年を迎えて
新神戸駅前に移動し新館として開館しました。
建築に興味のある人は勿論、興味のない人でも
大工さんの仕事に直接触れられる場所として
是非 お勧めです。

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                                           もともと敷地内にあったと思われる樹木を残しながらのアプローチをすすむと
                                           今までの 喧騒を忘れ期待感が深まります。
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                                           当然のごとく細かく気遣いされたディテール。
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                                           原寸で大工さんワールドに触れられ、思わず構造の授業を思いだしました。
                                           それにしても、経験から受け継がれてきた「技」と「知恵」に 改めて感動を覚えました。
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# by gimmick_d | 2014-11-20 12:08 | よりみち
2014年 11月 01日
萩原珈琲店
進行中の萩原珈琲店の直営店
基礎の配筋検査日です。

問題なし、綺麗な仕事でした。

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最近のことですが、
私の好きな建築家のひとり「内藤 廣」さんが
自身も審査委員として関与されている、新国立競技場問題について
正式にコメントされた文章を読みました。
物事の真理を求める時の大局的な姿勢、そして明快な思想と主張
改めて? ますます好きになりました。

是非一度読んでみてください。
http://www.naitoaa.co.jp/090701/top/forarchitects.pdf

建築は人間が何がしかの目的を達成するための
手段にすぎない。単なる手段にすぎない建物に特別の意味を
見出した時、人はそれを建築と呼ぶ。

風景の中に溶け込んで、知られないように
ひっそりと当たり前に建っていればいい。

切妻屋根は、その存在自体が不純だ。
初めから純粋さを否定している。人間のわがままさと自然とを
調停し結びつける不純さを、それ自体が表明している。

奥深い言葉が沢山あります。

# by gimmick_d | 2014-11-01 19:34 | WORKS
2014年 10月 22日
Nonna Nonno
垂水区のCAFE「Nonna Nonno」の工事が
概ね完了に近づいています。

お客様用の駐車場も完成し
昨日 SIGNも所定の位置に設置されたとのこと
でも
一体何のお店なのか・・
道行く人にはまだわからないと思います。

OPENも 11月1日と決定しましたが
あまり仰々しい告知はされないとのこと

住宅街の一角で 偶然発見したお店
なんとなく 惹かれて入ってみた
そこには 懐かしさを感じる空間と
日向ぼっこしてるような時がながれ
ゆったりと 深煎りの珈琲を味わいながら
しばし 日常を忘れていた。

そんなお店になれば、と 思っています。
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                                       打合せのTABLEでお茶を頂いたままのお湯呑みが全く不自然に感じません。
                                       左にあるソファーSET(応接セット)は新築当時から使われていたものです。大切に使われています。
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                                       もともとKITCHENの食器棚として使われていたものを再利用しています。
                                       型板ガラスも50年前のものですが、いま手に入れようとすれば そこそこ高価なものです。
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                                       なんと、50年前の大阪ガスのストーブ。今も現役で使えるそうです。
                                       ということで、インテリアと機能を兼ねてます・・・キット暖かさも一味違うのでしょうね・・・実は楽しみです。
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# by gimmick_d | 2014-10-22 19:12 | WORKS
2014年 10月 15日
民家リノベーション
約、築60年の日本家屋再生の工事が進んでいます。
60年の間に家族構成・生活スタイル・地区環境も
大幅に変化し、その節目ごとに手をいれて対応されてきたものの
やはり、全体としての整合性に問題を感じていた施主さんは
今回大規模なリノベーションを計画されました。


                               今まで天井の裏側で建物を支えていた梁達にいきなりスポットが・・
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                               自然の形を力学的に生かした使われ方、それにしても力強いですね
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                               土壁の荒壁があちこちに残されていますが、下地として利用して珪藻土仕上げを行ないます。
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# by gimmick_d | 2014-10-15 23:09 | WORKS
2014年 10月 05日
傾斜地住宅
傾斜地住宅の提案です。

現況の地盤レベルに添う様に 各室の位置及び
全体の床レベルを計画することで
出来るだけ基礎工事のコストを調整できるように
計画しています。

屋根面も2方向に同一勾配の片流れ屋根を配置し
シンプルな計画です。

厳密には地盤調査を行った上で、基礎を含めた
構造の再調整が必要にはなりますが
結果的にスキップフロアー的な構成となり
各室ともに 緩やかに気配を感じられるプランとなっております。

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# by gimmick_d | 2014-10-05 18:06 | WORKS